松嵐山 正行寺 
(西部)
小竹町御徳460-1
 
  正行寺は筑豊本線の勝野駅と小竹駅の中間にある鴻ノ巣橋を渡り、小竹駅側に約1㎞進むと高台に見えます。夕陽のときには寺の正面から輝く西方浄土が観想できるそうです。
 正行寺は長い間、明元寺の鷹取住職が代務住職として代行してありました。今年(平成25年)転居され、入寺された中山住職は正行寺の13代目です。西嘉穂組の光妙寺(ご次男)から来られました。住職は現在、九州情報大学(太宰府市)の一般教養課程の教授として『宗教と人生』他を教えておられます。
 このたび門徒会館が改築され、駐車場も整備されました。ご住職が不在の間、門徒さんが力を合わせて寺を守られました。他寺の門徒から見ると、よくもここまで守ってこられたものだと感服します。
 驚くことに門徒会館の台所に酒びんがありました。毎月の仏壮の飲み物とのこと。酒を酌み交わしながら法話を聞く。その中から正行寺の未来がきっと開かれることを確信しました。
訪問者  梶原 文彦(円覚寺)
 
※鞍手組門推だより『さんが』「お寺を訪ねて」より