泥洹山 清光寺 
(中央部)
直方市中泉91
 
 JR直方駅より平成鉄道に乗り、中泉駅で降りて山の方向に10分位歩いた所にあります。
境内の縁起碑には、筑豊炭田で財を成した清永久平氏が、明治44年に私財を投じて京都の宮大工を招き、英彦山の木材を多く使用し、本山の阿弥陀堂を模して3年の年月を経て建立されたものとあります。
 初代より百年の節目で、昨年第3世住職の継職をされました。新住職さまは清光寺がこの地域で「ふる里のお寺」でありたいと願われておられます。その篤い思いで、数年前より月1回誰でも参加できる「讃仏のつどい」が開かれていて、今は新しく宗祖讃仰作法とお正信偈の御指導を続けておられます。又50年の歴史ある、前坊守さまが園長の幼稚園で育った方は元より、有縁の方々と老若男女が一丸と成って共に集い、仏法広まれのスローガンで「ふる里のお寺」を目指されています。
 新住職さま園長先生の伝道教育に清光寺の御念仏繁盛と護持を願っております。
 
訪問者 橋爪 加代子(円照寺)
 
※鞍手組門推だより『さんが』「お寺を訪ねて」より