浄蓮寺 
(中央部)
直方市赤地
 
 西鉄バス溝掘三丁目バス停から、直方自動車学校を目当てに徒歩3分です。
 明治30年頃に中泉に三井鉱山「藤棚説教所」が設置され、昭和10年に溝掘に移転して「溝堀説教所」になり、閉山後真宗の寺として始まりました。
 浄蓮寺4代目小山唯信住職は、仏法を大切にされた2代目の坊守様から、いつも「仏様の話は若い内に聞くものだ」と教えられたそうです。当時は門徒さんも少なく経済的にきびしかったため、42年前に保育園を立ち上げられ、今では卒業生の2代目・3代目のお子さんが来られているとのこと。
 「毎月『のの様の日』には、私が法話をし、職員にも人間作りをモットーに、理念をもって教育するよう指導しています。」と力の入った言葉で住職は語られました。
浄蓮寺は前住職の頃から、お寺再建の思いが強く家族一丸となって努力され、2009年3月にご門徒さんの協力のもと本堂と庫裏が完成しました。
 次は納骨堂を目標にと、力強くお寺を盛り立てておられる様子が印象に残りました。
 
訪問者 亀塚 満(円照寺)
 
※鞍手組門推だより『さんが』「お寺を訪ねて」より